Googleが提供する有償のサイト内検索サービス「Google Site Search」が2018年3月で終了し、さらに、Yahoo! が提供する「Yahoo! 検索 カスタムサーチ」が2019年3月に終了したことで、これまでの利用者は別のサイト内検索に乗り換えをおこなった人も多いかと思います。
今回は、なぜサイト内検索を導入する必要があるのか、サイト内検索を使うことでサイト運用側では何がわかるのか、考えてみたいと思います。
・サイト内検索の仕組みと重要性
・サイト内検索の利用者から企業や法人の客層を知る
・想定していないビジネスニーズの発見
・どのサービスを選ぶのか
サイト内検索の仕組みと重要性
そもそもサイト内検索とは、サイト訪問者が、あなたのWEBサイトで自分が欲しい情報を見つけるための検索機能を提供するものです。
検索キーワードにマッチした掲載内容があれば、検索結果に一覧として表示されるような仕組みです。
検索結果が表示され、エンドユーザーが希望する内容にスムースに誘導することは、サイト内のユーザー体験としてはプラスとなります。
エンドユーザが入力した検索キーワードには、彼らの要望がつまっています。
ただ、ここで大切なことは、
検索結果の一覧にユーザーが希望する内容が表示されなかった場合でも、運営者にとってはその検索行動には重要な情報がつまっているのです。
たとえば、検索結果に表示するものがないキーワードがあったとします。
しかし、そのキーワードには検索者の要望が含まれており、ただ、あなたのサイトが、その要望に応えられる内容を用意できていなかったという事実でしかないのです。
サイト訪問者の検索キーワードを知ることで、今のWEBサイトに求められているお客様の声を拾い、サイト改善や新商品開発に活かすことができるわけです。
サイト内検索の利用者から企業や法人の客層を知る
サイト内検索は個人を対象としたサイトはもちろん、BtoB(ビーツービー)のサイトでも高価を発揮します。
BtoBとは企業向けのビジネスのことです。
あなたのサイトが企業や法人などを対象としているサイトであれば、どのような組織の人があなたのサイトに訪問してきたのかを知ることは、とても有益なことでしょう。
解析することで、サイト訪問者の企業名や大学名などを知ることができ、業種や企業規模ごとの傾向をお客様が分析することも可能となります。
そこにサイト内検索を組み合わせることで、ターゲット層となるサイト訪問者が、どんなキーワードで検索したのか、どのような検索行動をしたのかを知ることが出来ればどうでしょう?
そこには、見込み客の求めている本音が潜んでいるように思いませんか。
想定していないビジネスニーズの発見
これらの分析は効果測定や改善にも使えますが、実は、当初想定していないターゲット層の発見にもつながります。
もし、サイト訪問者の中に想定外の業種の人がいたとしましょう。
彼らの行動を分析することで、貴社への期待や要望を見つけ出すことが出来たとすればどうでしょう。
彼らを新たなターゲットとした新規商品の開発や、効果的なアピール方法を検討することで、新しいビジネスを見つけることができます。
また、上記のようなアクセス分析は、
電話等のお問合せよりも先に、データとして確認できる有用な手掛かりとなります。
早期に分析・検討・実施することで、ライバルに差をつけることができるかもしれません。
どのサービスを選ぶのか
「Google Site Search」や「Yahoo! 検索 カスタムサーチ」が終了した今、多くの企業様が代替のサイト内検索を求めています。
しかしながら、サイト内検索の導入には高額な初期費用に加え、月額として5~10万円ほどと必要なことがほとんどです。
要望にマッチする商品が見つからない方も多いのではないでしょうか。
弊社では、一社でも多くの企業様に、サイト内検索を導入いただきたいと考え、サイト内検索を数千円代から提供するサービスを提供しております。
シンプルかつ機能的には十分なサイト内検索の機能を中心とし、必要に応じて分析機能を追加することで、より多様な要望に応えられるよう
な内容となっております。
是非この機会に、サイト内検索をご導入いただき、ライバルに差をつけるサイト改善や新商品開発に活かしていただければと思います。
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