訪れたサイトの中で目当てのページを探す手段としては、今いるページからリンクをたどっていく他に、サイトマップやサイト内検索を利用するのが一般的です。以前から長く使われているサイトマップや、現在注目されているサイト内検索について、その機能の特徴をご紹介します。
- 現在でも使用されているサイトマップ
- キーワードによりサーバ格納情報を検索する方法に推移
- 複数サイトの横断検索も可能にするクローラの技術が登場
1.現在でも使用されているサイトマップ
サイト内にある情報を探す手段として、以前から広く使われているのはサイトマップです。本の目次のようにサイト内にあるページの一覧を表示することで、サイト全体を見渡すことができます。
サイト内すべてのページへのリンクを人の手で作成するため、確実性が高いのが魅力です。ただし、一覧に表示するのは一般的にタイトルや概要のみで内容まで見えないので、利用者側による見逃しはあり得ます。
作成や導入にシステムが関与せず、プログラムの専門知識がなくても作ることができるという点がメリットです。一方で、手作業での作成になるため、サイトの規模が大きくなった場合には管理が大変という不都合もあります。
2.キーワードによりサーバ格納情報を検索する方法に推移
サイトの規模が大きくなりページ数が増えてくると、サイトマップでは作成が大変になり、かつ利用者も探すのに手間がかかるようになってきます。そこで、見たいページをある程度絞りこんで探せるように、キーワードによる検索の仕組みが使われるようになりました。
サーバ内に登録してある情報を直接検索するもので、大規模なサイトにも対応することができます。また、管理する内容をサーバ内に留めることで、精度の高い検索結果が得られるのが魅力です。
ただし、導入する際には、サーバ内の情報にアクセスするためにシステムを追加する必要があります。専門の知識が必要となり、費用や手間がかかるのは考慮しなければいけないポイントです。
3.複数サイトの横断検索も可能にするクローラの技術が登場
複数の事業があるなどで複数サイトを持っている場合には、サイトをまたいで横断検索できる機能が便利です。そこで利用されるのがクローラと呼ばれるロボットで、ひとつのサーバ内に留まらずページの情報を収集し、そこから得られた情報を元に検索を行います。
クローラ技術の普及やサイトの増加に伴って、近年サイト内検索でもこの方法がより一般的になっています。ある程度の知識があればお客様自身でも設定ができるという、導入方法が比較的楽な点が人気の理由です。
加えて、「3」のタイプは「2」のタイプに比べて、サムネイルの表示機能を有している製品が多いというのも大事なポイントです。見やすさやサイト利用者の使いやすさを重要視するのであれば、サムネイルは欠かせない機能と言えます。
以上の中で、現在は導入が簡単な、「3」のクローラを使用したサイト内検索システムの導入が多く見られます。提供する企業も増えてきていることで、昨今では低価格帯のシステムも選ぶことができるようになりました。
サイト内検索の導入を検討されている方には、ひとまず導入が比較的簡単な「3」のタイプから試してみて、より高度な機能が必要になってから、機能のカスタマイズや「2」のタイプを検討するのがおすすめです。手間も費用も手軽なシステムから着手することで、検索そのものだけではなく、検索結果を分析して活かすという次のステップにも移りやすくなります。
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